マグネットフィルターとは!?
マグネットフィルターとは!?
また、マグネットフィルターには、磁気をもたせ、かためて使用することで磁場を作り水を通過させる事により飼育水に酸素が多く含み、濾過槽(濾過器)内のバクテリアがより活発に働き、亜硝酸の濃度を下げます。
マグネットフィルターの効果とは?
マグネットフィルターは単体でも磁場があり、羽根と羽根(16枚)との間にも磁場が出来、又ランダム(不規則)に磁場をもたせているので、かためて使用する事により、複雑な水流が発生しより効果を発揮します。
φ20はφ35と準じていますが、羽根は12枚です。
飼育水を磁場(マグネットフィルター集積部)に通過させて水を活性化させるとお考えください。従って水量が多くなるほど、たくさん使うという事ではありません。
マグネットフィルター(磁界)に水を通過させると水分子のつながり(クラスター)が切断され空気中の魚に対しての有害であるアンモニアなどの物質を放出します。(水は純水に近づくにつれて、酸素がとけ込みやすくなります。酸素がたくさんとけ込みますと水の透明度が増します。)
魚に対して負担にならない水になっていくので、魚の動き、餌食いが活発になり、同時に飼育水の魚臭い(生臭い)においがしなくなります。
バクテリアの種類として走磁性バクテリアという、磁石に集まってくる性質(体の中に磁性体を持っている)のバクテリアがいます。
これがマグネットフィルターに集まってきて、磁化水効果と合わさって相乗効果の現われでよりよい水になります。
走磁性バクテリアといっても特別なバクテリアではありません。場所によって体質の違うものもいますが、磁力の強さで集まってくるバクテリアの種類も違う程度のことです。
磁場のないところよりかは、磁場のあるところによってきますので、集まってきたところで活性化して生物濾過を促進させます。
マグネットフィルターの実績
マグネットフィルターの誕生まで
原料選び
第一の目的として水の中で使用するのでサビないということを条件に置き、原料選びを行った。
金属の酸化物をプラスチックに練り込み、磁石とした。=セラミック磁石
磁石の種類選び
磁石の種類には、大きく分けると二つの種類がある。
一つは等方性磁石という。これは特別な事をしないで普通に作ったものをいう。
もう一つはNS極を特定の方向にしてやると、その方向で磁石の強さが強くなるというもの。この方法で作ったものを異方性磁石という。
マグネットフィルターは、熱帯魚などの飼育水の活性化を目的に作られた。水の流れを複雑にする為、かためて使ったときに、同じ方向を向かないように、等方性磁石をもちいている。
円錐形で羽根を四方向に2枚ずつ8枚つけた形のものより試作で行う | |
まとまりが悪いという事で円筒形に変更 | |
羽根の間隔が一定ではないという事により、均等の幅で羽根を作る | |
円筒より丸形の方が見栄えも良く、まとまりもより一層良く磁界が均一に全体にできるため丸形に変更する (Φ20.Φ35共に16枚) 使用材料も3種類から、この段階で決定 (比重ならびに磁力の関係) |
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Φ20→12枚 Φ35→16枚 最終的に磁気の強弱により、大きさによってΦ20の方は12枚に変更。Φ35は16枚のままに決定 |